金魚の飼育法

飼育用の金魚は、ペットショップ、夏の夜店などで手に入りますが、なかなか育ってくれません。どうやって育てればよいのでしょうか。
金魚は基本的には飼いやすい丈夫な魚なのですが、金魚の飼育法がわからなかったがゆえに、死なせてしまうことが多々あります。
まず、金魚の飼育に最低限必要な器具としては、水槽(45CM以上が望ましい)、ろ過器(出来る限り大きいもの)、照明、床に敷く砂利が挙げられます。これらはよくセットで、安く販売されています。金魚は低温でも十分に耐えますが、サーモスタット、ヒーターなども念のために準備しておくと良いでしょう。サーモスタットとヒーターは一体化されたものが最近では一般的になっています。金魚藻となどといった水草も用意すると、水槽内のインテリアもバッチリです。
金魚を金魚鉢などの小さい容器に入れて飼育するのは、じつは正しくありません。金魚のフンなどですぐに汚れてしまいますので特に注意が必要です。ろ過が十分でない場合は、水替えの頻度を多く持ちましょう。
また、金魚の飼育は、塩素の含まれた水道水の中ではできないので、中和剤を入れて塩素を抜きます。塩素を抜かないと、最悪、金魚はエラ器官が塩素によって破壊されて死んでしまいます。
金魚の水換えは、季節によっても異なりますが、週に1回程度で十分です。ろ過が十分であるならば、月に1回でも大丈夫な場合があるようです。水替えを行うときは、一度に全ての水を交換するのではなく、3分の1程度を交換するようにするとよいでしょう。また、ろ材はまめに清掃や交換するのではなく、ざっと水槽の水で汚れを落とす程度に抑えることが重要です。汚れが溜まりきってからろ材を交換するようにしましょう。
餌については、最近では「金魚用」と書かれた混合飼料が市販されているのでお手軽です。
金魚は雑食性ですので、イトミミズ、アカムシ、パンくず、こめつぶなども食べますが、水を汚すので、出来る限り「金魚用」のエサを与えるようにしましょう。
飼育の際の最も大切な注意点の一つが、「金魚にエサを与えすぎないこと」です。食べ残しの餌は水質を悪くし、金魚にとってマイナスです。与えないよりも与えすぎる方が金魚にとって害がある場合がほとんどです。
飼育法を正しく実践すれば、金魚は10年以上生き、まるまると太っていきます。
長く飼育することができるように、日々のお世話をしてあげましょう。